宇美八幡宮を先に紹介したけど、実はこちらのお店に寄ってから参拝していた。
「竹亭」を知ったのはヤフー時代のブロ友さんのレポ。
もう10年前くらいだったかな?
機会があれば一度行ってみたかったお蕎麦屋さん。
今回念願叶ってついに訪麺することが出来た。
場所は宇美八幡宮、鳥居左手。
入店したのは午後2時10分前。
なのでお昼のピークが過ぎた店内には1組の客のみ。
鯛ラーメン食べたお腹は6~7分目くらい。
注文したのは冷たいそばメニューからもりそばにしてみた。
そばつゆは九州人好みの甘めと江戸前の辛口の2種。
今回は江戸前をお願いした。
ちなみに基本は甘めのつゆみたい。
竹亭のお蕎麦は看板にも謳ってる様に”三たて蕎麦”。
御存じだろうが『挽きたて、打ちたて、茹でたて』ってやつ。
コーヒーにも三たて珈琲ってのがあるけども・・・
後日、知ったんだけどもミシュランのビブグルマンに選ばれたみたい。
注文から約10分ほどで配膳。
意外とスピーディな提供だ。
ここから蘊蓄を語る(笑)。
正直うざいんで読まないでスルーされたし。
先ずはそばつゆには浸けずに、少し鼻を近付け香りを嗅ぎ数本手繰ってみる。
香りは若干弱め、つるつると滑らか~な食感、喉をごしは抜群!
いや~なかなか美味しい蕎麦じゃないか。
まぁ蕎麦自体には旨味成分はほとんどないから粗味はない(汗)。。。
次は薬味皿にそば塩を少量取り箸先にちょんちょんと付けたあと舌先に、
舌の塩味が消えない内に蕎麦を少し多めに手繰る。
おぉ~おいしぃ~♪
ほとんど無味だったのがほんのりと甘みを感じる。
西瓜食べる時に塩を振って食べたら甘みが増す感じと同じ感覚(笑)。
で、この次ようやくそばつゆを蕎麦猪口に少量注ぐ。
量的には蕎麦徳利の半分程度(全部使わない)。
あと薬味は入れないで欲しい。
まぁ入れようが入れまいが個人の自由だけどね。
蕎麦をひと摘まみして麺の半分程をつゆに浸して空気と一緒にずずっと手繰る。
一緒に吸い込んだ空気は鼻から抜く。
この時鼻孔に感じる微かな香りを楽しむ。
新蕎麦の時期は蕎麦が緑してるんで香りが一層強いんでほんと良い香りがする。
そばつゆは江戸前の辛口なんでほんと甘味は全く無い。
他所の江戸前は少し甘めなお店もあるけどここはほんとに辛口タイプだ。
時々塩と山葵で交互に手繰り、つゆに浸けて食し手繰り終えたら
蕎麦湯を蕎麦猪口に注ぎ、残しておいたつゆを入れ塩梅を調整。
ここで使わなかった薬味を投入!
すこ~し掻き混ぜて蕎麦湯を飲みながらほっこり気分に浸る(笑)。
ごちそうさまでした。
※しょうけ=竹笊