この日は三(み)月に一度の歯医者さんの日だった。
前回の検診日(6月)通りすがりに発見した蕎麦の看板(垂れ幕?)。
めっちゃ気になったんで帰宅後場所を頼りに調べてみた。
これと言った詳しい情報は見つけれず、秋月に同名の蕎麦屋情報が見つかった。
その後あれやこれやググってみると八幡東区の蕎麦の名店B庵の、
お弟子さんらしき情報を見つけることが出来た。
ほほぉ~あのB庵のお弟子さんとあらば是非味わってみたいものだ。
ということでこの日初訪麺。
開店まで早かったんで食べ比べしようとB庵を訪麺するも生憎の臨休中(トホホ)。
B庵は諦め、お店に到着したのは開店の10分前。
店舗駐車場には既に車が1台待機中だった。
開店時間が来た頃、先客(2名)を先に見送り、少し遅れて暖簾を潜ぐる。
ドアを開けると直ぐに食券機が現れた。
そういやB庵も同じく食券制だったよなぁ~。
もりそばにするか鴨葱つけそばにするか若干迷ったが、もりそば大盛りにする。
店主に食券を渡し、セルフでお冷を汲み暫し配膳を待つ。
ほどなくし、もりそば大盛りが出来あがる。
大盛りにしたけど思ってたほどの量じゃなかった(汗)。。。
でも大盛りにしといてある意味正解だったような・・・
先ずは蕎麦を1,2本箸で摘まみ、何も浸けずそのまま手繰ってみる。
新蕎麦にはまだ早いこの時期、それほど香りはこない。
しかしながら蕎麦の風味は十分感じた。
この蕎麦めっちゃうまいなぁ~♪
お次はカウンターに準備された岩塩を薬味の小皿に少量取り、
箸先にちょんちょんと岩塩を付け舌先に乗せる。
蕎麦を数本摘まみ岩塩と共にズズッと手繰ってみる。
ほんの~りと蕎麦の甘みが口の中に拡がっていった。
う~ん、あらためて非常に美味しい蕎麦だ。
では蕎麦徳利から蕎麦猪口へ蕎麦つゆを少量注ぎ入れてみる。
麺先1/3ほどを蕎麦つゆに浸け空気と共に勢いよくズズズッと手繰る。
この時一緒に吸い込んだ空気は鼻へ抜く。
すると微かな蕎麦の香りが鼻孔から感じる。
こちらの蕎麦つゆは関東系の辛口タイプ。
九州人好みの甘ったらしい蕎麦つゆに比べて、甘味はかなり控えめなタイプ。
まぁ蕎麦つゆもB庵同様ってところだろうか。
薬味の山葵は蕎麦つゆには溶かずに、岩塩同様舌先に乗せて蕎麦を味わってみた。
3割ほど蕎麦つゆで味わったあとは市内では珍しいだろう胡麻ダレに浸してみる。
ほぉ~なるほど~。
上手く表現できないが、しゃぶしゃぶの胡麻ダレを蕎麦つゆで割った様な感じ?
胡麻ダレに慣れてないせいかいまひつつ馴染めなかった(汗々)。。。
8~9割程手繰ったところで湯桶に入った蕎麦湯が提供。
湯桶の蓋を取ると濃厚な蕎麦湯がたっぷり入っていた。
蕎麦湯もB庵と同じ仕様なんだね(笑)。
最後は余った蕎麦つゆを蕎麦湯で割り、葱と山葵を入れて蕎麦湯を楽しんだ。
食後は蕎麦茶が出てきて馳走様でした。
店主にB庵のことを尋ねるとお弟子さんではなく蕎麦打道場に通っていたとのこと。
2005年下関市長府にて開業、その後2016年春頃秋月へ移転。
2020年末に現在の場所(八幡東区)へ2度目の移転をして来たそうだ。
何やら本業を持ってるために、営業が木、金、土の週3日だけとのこと。
年末辺りから新蕎麦を振る舞うとのことで次の検診日が非常にめちゃ楽しみだ(笑)。
住所:北九州市八幡東区枝光本町1-1(2F) 駐車場あり 営:11時半~15時 休:日~木